2018年09月27日

神の前で、神とともに、神なしに、生きる。【ボンヘッファー】

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ナチス・ドイツに抵抗して、ヒトラー暗殺計画に加
わり処刑された、20世紀を代表するプロテスタント
神学者ディートリッヒ・ボンヘッファーの言葉です。

彼の神学は非常にストイックな印象を受けますが、
世界大戦の只中で、妥協せずにキリスト者としての
生き方を貫き、殉教した為かと思われます。

二度に渡る世界大戦は、科学や文明が進めば、人は
より賢く、より幸せに近づくというヨーロッパ社会
の楽観的な予想を打ち砕きました。

彼の言葉は「機械仕掛けの神」(困った時に都合良
く現れ、助けてくれる神)がいなくても、それが正
しい道であれば、キリストが敢えて十字架の道を歩
んだように、人間を超えた運命の前にイエスと共に
歩もうと呼びかけたように思います。(信徒S)


*「朝の祈り」より抜粋

神よ、私は一日のはじめに
あなたに呼びかけます。
私を助けて、祈れるように、
そして私の思いをあなたに向かって
集められるようにして下さい。
私には、ひとりでそれができませんから。
私のうちは暗い。しかし、あなたのみもとには
光があります。
私はひとりぼっちです。しかしあなたは、
私をお見捨てになりません。
私は臆しています。しかし、あなたのみもとには
助けがあります。
私は動揺しています。しかし、あなたのみもとには
平安があります。
私の中にはにがい苦しみがありますが、
あなたのみもとには忍耐があります。
私にはあなたの道が理解できません。
しかしあなたは、私のための道をご存知です。

*『ボンヘッファー獄中書簡集』
ボンヘッファー著、E.ベートゲ編
村上 伸訳/新教出版社
ラベル:会津若松教会
posted by 信徒S at 21:01| 祈りと言葉のフォト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月19日

「ヤコブの夢」【ウィリアム・ブレイク】1805年

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とても神秘的な雰囲気の絵画ですね!それも
そのはず、これはヤコブが見た夢の絵だから
です。ヤコブはイサクの子で、アブラハムの
孫にあたります。この一族三代に渡る信仰
からイスラエルの民は唯一の神を何千年にも
渡り、信じる様になるのです。

絵画には、様々な事情から命を狙われ、故郷
を離れて眠るヤコブと、地上と天上を結ぶ
梯子を上り下りする神のみ使いの姿が描かれ
ています。そんな不安の中で「神が共にいる」
という善き知らせを受け取るのです。
(信徒S)

(参考)
創世記28章10〜22節

さてヤコブはベエルシバを立って、ハランへ
向かったが、

一つの所に着いた時、日が暮れたので、そこ
に一夜を過ごし、その所の石を取ってまくら
とし、そこに伏して寝た。

時に彼は夢をみた。一つのはしごが地の上に
立っていて、その頂は天に達し、神の使たち
がそれを上り下りしているのを見た。

そして主は彼のそばに立って言われた、
「わたしはあなたの父アブラハムの神、
イサクの神、主である。あなたが伏している
地を、あなたと子孫とに与えよう。

あなたの子孫は地のちりのように多くなって、
西、東、北、南にひろがり、地の諸族はあなた
と子孫とによって祝福をうけるであろう。

わたしはあなたと共にいて、あなたがどこへ
行くにもあなたを守り、あなたをこの地に連
れ帰るであろう。わたしは決してあなたを捨
てず、あなたに語った事を行うであろう」。

ヤコブは眠りからさめて言った、「まことに
主がこの所におられるのに、わたしは知らな
かった」。

そして彼は恐れて言った、「これはなんと
いう恐るべき所だろう。これは神の家である。
これは天の門だ」。

ヤコブは朝はやく起きて、まくらとしていた
石を取り、それを立てて柱とし、その頂に油
を注いで、

その所の名をベテルと名づけた。その町の名
は初めはルズといった。

ヤコブは誓いを立てて言った、「神がわたし
と共にいまし、わたしの行くこの道でわたし
を守り、食べるパンと着る着物を賜い、

安らかに父の家に帰らせてくださるなら、
主をわたしの神といたしましょう。

またわたしが柱に立てたこの石を神の家と
いたしましょう。そしてあなたがくださる
すべての物の十分の一を、わたしは必ず
あなたにささげます」。
ラベル:会津若松教会
posted by 信徒S at 23:29| 楽しいキリスト教絵画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年09月12日

耐えられないような試錬に会わせることはない

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コリントの信徒への手紙一10章13節

あなたがたの会った試錬で、
世の常でないものはない。
神は真実である。
あなたがたを耐えられないような試錬に
会わせることはないばかりか、
試錬と同時に、
それに耐えられるように、
のがれる道も備えて下さるのである。

〜コメント〜

「耐えられない試練はない」という言葉は
聖書に由来します。……正直、私にとって
苦手な言葉ですが、『あなたがた』と複数
形で語られているように、私一人では手に
負えない出来事でも、助けを求め、共に担
い合う時、人は強く支えられるかと思うの
です。どの人も決して一人ではないのです。
(信徒S)
ラベル:会津若松教会
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2018年09月01日

神議論?【4コマ漫画】

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〜神議論とは?〜

「善である神が創った世界になぜ悪があるのか」
を説明する議論です。様々な説がありますが、
キリスト教では「悪は善の欠如」であり、被造
物はそれぞれ程度の違う善を有するとされてい
ます。(アウグスティヌスの説)悪が積極的に
存在するのではなく、善が多いか少ないかの違
いが天国と地上の差のようです。

人は悪に傾き易い性質(原罪)を持っており、
力を悪用することもしばしばです。科学や医学
の進歩による恩恵がある一方で、大きな災いや
迷いや苦悩も生み出しています。

こうした人間の性質を知った上で「善を現す為
にどうすれば良いか」この問いに対する答えが、
創世記から始まり黙示録で終わる聖書全体を貫
くテーマの1つかと思うのです。(信徒S)

ブログ内記事「なぜ悪があるのか?聖書に問う
もご覧下さい。
ラベル:会津若松教会
posted by 信徒S at 21:02| キリスト教?4コマ漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする