2019年05月06日

プロテスタントの三大原理について

宗教改革によって生まれたプロテスタントですが、
「三大原理」と言えば、「聖書のみ」、「信仰のみ」、
「万人祭司」ですね!以下、簡単に解説したいと思
います。

【聖書のみ】
宗教改革の中心人物であるマルティン・ルターは、
キリスト教の教えや教会の在り方は、聖書を拠所と
することを主張しました。当時の教会(カトリック)
は、聖書の記述よりも、関係のない外典や、教会の
決定を優先していました。そこで、ルターは一部の
人々だけが読めたラテン語で書かれた聖書を、母国
語に翻訳して、多くの人が自由に聖書を読めるよう
にしました。

【信仰のみ】
また、ルターはキリスト教の救いは行いではなく、
信仰により神の恵みによって与えられる(信仰義認)
と説きました。これは、免罪符を買うことで、人々
の救いを約束した教会に対して異議を唱えたとも言
えます。……神は人の心を見ており、神への正しい
信仰心*こそが人を生かすのではないでしょうか。

【万人祭司】
最後に万人祭司(正確には全信徒祭司性)ですが、
人は神の前に平等であり、信仰者はみな、神の民で
あり、祭司であるというものです。これは、教皇や
司教など聖職者のいる教会に所属し、彼らの仲介が
なければ救われないとした、当時の教会制度に異議
を唱えたものです。プロテスタントでは様々な職業
や立場のままで、自ら聖書を拠所とし、自らの良心
に従って信仰することが可能になりました。

以上、プロテスタントは聖書さえあれば一人でも、
教会に行かなくても、成り立つとも言えます。
ですが、一人で考えたり悩んだりするよりも、教会
の礼拝に参加したり、聖書や疑問点を牧師に尋ね、
他の人の意見を参考にした方が、キリスト教への
理解が早いのではないでしょうか。伝統ある教会
を訪ねて、聞いてみることをお勧めします。
(信徒S)

〜補足〜
「神への正しい信仰心*」を巡り、プロテスタント
は幾つもの宗派に分かれて来ました。ですが、
イエスの教えや譬え話から、神は愛であること、
神を信頼し、神に助けを求めて、祈ることを勧め
ていることが分かります。多様な中にも互いを認
めて、大きな共通点の中で、共に生きて行くこと
が、プロテスタント教会のテーマかと思います。
ラベル:会津若松教会
posted by 信徒S at 16:47| プロテスタントの三大原理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする