2018年10月13日

義に過ぎてはならない、悪に過ぎてはならない

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伝道の書・7章15節〜22節

わたしはこのむなしい人生において、
もろもろの事を見た。そこには義人がその義に
よって滅びることがあり、悪人がその悪によって
長生きすることがある。

あなたは義に過ぎてはならない。また賢きに
過ぎてはならない。あなたはどうして自分を
滅ぼしてよかろうか。

悪に過ぎてはならない。また愚かであっては
ならない。あなたはどうして、自分の時の
こないのに、死んでよかろうか。

あなたがこれを執るのはよい、また彼から手を
引いてはならない。神をかしこむ者は、
このすべてからのがれ出るのである。

知恵が知者を強くするのは、十人のつかさが
町におるのにまさる。

善を行い、罪を犯さない正しい人は世にいない。

人の語るすべての事に心をとめてはならない。
これはあなたが、自分のしもべのあなたを
のろう言葉を聞かないためである。

あなたもまた、しばしば他人をのろったのを
自分の心に知っているからである。

〜コメント〜
旧約聖書にある伝道の書(コヘレトの言葉)に
は、聖書らしからぬ?人生の虚しさ(空)が至
る所に書かれています。

ソロモン王が書いたとされ、頭脳明晰で絶大な
権力を用いてイスラエルの繁栄を築き、誰より
も夢や願望を叶えて来た王が、人生を空と言う
のは意外な感じがします。

そんな伝道の書ですが、結論は「神に拠り頼み、
自分に与えられた分の中で感謝して生きること」
のようです。この人生の虚しさは、ソロモン王
の死後に書かれた新約聖書によって乗り越えら
れて行きます。(信徒S)

〜補足〜
20節にあるように、人は誰もが大なり小なり悪
を犯します。新約聖書では義に過ぎていた人々
は、自分を正しいと過信して他人の罪を裁いて
救われることがありませんでした。(*1)一方で、
悪と見なされる生き方に忠実?に生きる悪に過
ぎた人々もいました。(*2)

そのどちらに対してもイエスは自ら進んで関わ
り合います。神の無償の愛だけが、傲りや弱さ
や欠けのある、すべての人を救うのです。愛が
なければすべては無に等しく(*3)、愛がすべてを
生かすことを、新約聖書は示しています。

(*1)ルカによる福音書18章9節〜14節
(*2)ルカによる福音書19章1節〜10節
(*3)コリント人への第一の手紙13章
ラベル:会津若松教会
posted by 信徒S at 23:09| みことばのフォト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする