2019年01月20日

「さあ、ここから始めよう」

「さあ、ここから始めよう」
ルカによる福音書24章28〜35節
安部 勉 教師(会津若松教会・第11代牧師)

※説教要旨をブログ用に変換して紹介しています。
(信徒S)

本日の聖書は弟子たちの歩みを通して、それまで
の「人生の歩み」を思い起こすように示されてい
ます。彼らは復活のイエスを前に自らの歩みを思
い起こし振り返ります。しかし、そこで語られて
いる言葉はイエスへの期待、そして失望でした。
彼らは「いったい自分たちの今までの人生とは何
だったのだろう」との思いの中にいたでしょう。
でも、その彼らから「言葉」を引き出したのは誰
だったでしょう。

エマオでのやり取りは弟子たちに復活のイエスが
彼らの人生を振り返るよう誘ったとも言えるでし
ょう。でもイエスに問われた彼らはまだ「自分た
ちの歩み」に意味を見出すことはできなかったの
です。落胆と失望の中にありました。なお、共に
イエスと食する中で思い起こしていったのです。
イエスと共に過ごした日々、喜びばかりでなく、
悲しみや辛さも。でも、彼らを導きリードし、
パンと盃を差し出す方との出会いに彼らは「今を
生きる」ことの喜びに出会ったことでしょう。
イエスが蘇り、共に歩み、永遠のいのちへと誘っ
てくださるとの確信を。

今日、18年ぶりに皆さんと共に過ごした日々を
思い起こす中に、皆さんとの出会いこそが備えら
れた道であったとの確信、一つ一つの出来事が
「今」のために備えられたことを私たちはイエス
の言葉と共に、そして共に分かち合う聖餐の中に
見出すよう導かれているのです。今までの歩んだ
道を思い起こすこと、それは「さあ、ここから始
めよう」と未来へと誘うこと。私たちは今を生き
る者として、そして未来にバトンを引き継ぐもの
として、先達の歩み、自分たちの歩みを重ねる中
にいつも共にいてくださったイエスを思い起こし
たいと願います。創立記念、今日は新たな節目の
日として。そしてこれからの歩みが始まります。
主が繰り返し「共にいる」との呼びかけのうちに、
主の祝福のうちにあると信じます。
ラベル:会津若松教会
posted by 信徒S at 10:30| 説教要旨 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする