2015年12月15日

人生のレモンをレモネードへ

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When life gives you lemons, just make lemonade.
「人生が酸っぱいレモンを与えるなら、美味しいレモネードに
 すればいい。」

これは小児癌を患い、2004年にわずか8歳でこの世を去った、
アレックスというアメリカ人の女の子の言葉です。アレックス
は1歳で小児癌が見つかり、以来、闘病生活を送っていました。

同じ病気の友達が亡くなった時、あることを思い付きます。それ
はレモンから作ったレモネードを売り、そのお金を小児癌の治療
や研究に役立てるため、寄付することです。わずか4歳の時です。
この活動は人々の大きな関心を集め、やがて全米中にレモネード・
スタンドという募金活動を巻き起こします。

私たちの人生も、好ましい出来事ばかりではないかもしれません。
辛いことや困難なこともあるでしょう。ですが、苦しみや困難が
与えられるからこそ、そこから大切な価値が生まれて来るのでは
ないでしょうか。病気の辛さは自分が病気に罹って、初めて実感
できます。自分が辛い思いをしてこそ、他人の辛さが理解できる
のです。

アレックスは、友達の死を通して、自分が苦しんでいるだけでな
く、同じように苦しむ多くの子供たちがいることに気付き、一体
自分に何が出来るのかを考えたことでしょう。その答えは、ただ
苦しみにじっと耐えるだけでなく、これを変えようと動き出すこ
と、レモンをレモネードに変えて、皆で喜ぶことだったのです。

ここには自分と他人への愛があります。聖書には、自分を愛する
こと、それと同様に隣人を愛することの大切さが書かれています。
誰よりも小児癌の痛みを知るアレックスだからこそ、同じ苦しみ
にある子供たちの願いをよく理解し、その短い生涯を自分と他人
を救う愛に生きることが出来たのだと思います。

今、もしも悩みや苦しみ、問題を抱えている人がいれば、人生が
与えるこの辛さ、レモンが一体何になるのかを、冒頭の「人生が
酸っぱいレモンを与えるなら、美味しいレモネードにすればいい」
を思い出してみて下さい。それでも八方塞がりで、自分ではどう
することも出来ないと感じる人へ、次の言葉をお知らせします。
「すべて、疲れた人、重荷を負っている人は、わたしのところ
 に来なさい。わたしがあなたがたを休ませてあげます。」
(マタイによる福音書11章28節:聖書新改訳
      c1970,1978, 2003新日本聖書刊行会)
イエスは、あなたの人生を助けようとする良き力、神の愛がすべ
ての人に注がれていると語っているのです。(信徒S)
posted by 信徒S at 22:16| 右斜め上人生のレモンをレモネードへ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする