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天の監督を仰がざれば凡人堕落。
国民、監督を怠れば、治者盗を為す
田中正造【1841年〜1913年】の言葉
〜コメント〜
日本で最初の公害問題である足尾銅山の鉱毒
で苦しむ人々の側に立ち、被害を訴え続けた
田中ですが、亡くなった時には小さな袋しか
手元に残しませんでした。……その袋の中に
新約聖書がありました。
田中は当時の国策である銅山の操業によって、
自然環境が破壊され、それまでの生活が一変
し、故郷を失い苦しむ人々の様を何とか救い
たいと奮闘しましたが、彼は不正なことで喜
ぶよりも、正しいことの為に苦しむ方が幸い
であると、聖書からメッセージを受け取り、
最後まで戦い続けたように思うのです。
(信徒S)
真の文明は、山を荒らさず、川を荒らさず、
村を破らず、人を殺さざるべし。
〜田中正造〜
ラベル:会津若松教会