
(ランス派写本の1つ《Ebbo Gospels》に
描かれた、福音書記者マタイの挿絵)
どこかコミカルな感じのイラストは、820‐830年
頃、フランスのランス地方で修道士によって書き
写され、装飾が施された聖書の挿絵です。福音書
記者マタイが神の言葉をせっせと書いている様子
は、勉強に追われる学生みたいですね

福音書記者は他にマルコ、ルカ、ヨハネがいます
が、1200年前の絵に親しみを覚えるのは不思議で
すね。

〜参考〜
マタイによる福音書6章19節〜21節
あなたがたは自分のために、虫が食い、
さびがつき、また、盗人らが押し入って
盗み出すような地上に、宝をたくわえて
はならない。
むしろ自分のため、虫も食わず、さびも
つかず、また、盗人らが押し入って盗み
出すこともない天に、宝をたくわえなさい。
あなたの宝のある所には、心もあるからで
ある。
ラベル:会津若松教会
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