2019年09月05日

信仰は病を癒す?

同志社と縁のある会津若松教会ですが、創立者の
新島襄は、妻・八重を残し、46歳の若さでこの世
を去っています。心臓病を患いながら、無理を重
ねて教会や大学設立に奔走したことが原因でした。
彼ほどの敬虔なクリスチャンでも、生身の肉体を
持つ人間に変わりはなかったのです。

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牧師や僧侶など、いわゆる「宗教家」と呼ばれる
人々も、歯が痛めば歯医者にかかり、具合が悪け
れば医師の診察を受け、必要なら入院して手術を
します。もしも「信仰で病を治そう!」と熱心に
勧める教会があれば、『ちょっと変かも……』と
思った方が良いでしょう。

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仮に「信仰があれば、どんな体の不調でも治る」
……そんな夢のような教会があり、多くの病が治
るなら、きっと世界中で話題になり、病人が殺到
することでしょう。ですが、そんな奇跡の教会は
未だ地上に現れません。

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では、信仰には全く病を癒す効果はないのでしょ
うか?欧米では信仰が篤い人々の方が、そうでな
い人々よりも、治癒効果が高いという研究データ
があるようです。「病は気から」という言葉が示
すように、不安や恐れで一杯でいるよりも、大い
なる存在に心の安定や平和を求め、自分自身を委
ねる……そんな信頼の気持ちを持つ方がストレス
が軽減し、自然治癒力が高まるのかもしれません。

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病気の治療に関しては、キリスト教(神学)より
も医学の方が、日々データを積み重ね、進歩を続
けています。それでもなお、この先も癒されない
病が存在し、人々を苦しめ続けることでしょう。
そんな中でも教会は、目には見えない神への信仰
心を教え、不条理からの救いを示そうとするので
はないでしょうか。

人が病むこと、時に障がいを背負うことは、肉体
を持つ以上、避けて通ることの出来ない事柄です。
それでもなお、悲しむ者と共に悲しみ、喜ぶ者と
共に喜び、力を合わせて生きて行くのが、神が進
める「天の国」なのかもしれません。(信徒S)

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……わたしたちは、この宝を土の器の中に持っている。
Uコリント4:7

ラベル:会津若松教会
posted by 信徒S at 22:26| 右斜め上信仰は病を癒す? | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする