2019年11月18日

「ゴルゴタ」【エドヴァルド・ムンク】1900年

Edvard_Munch_-_Golgotha.jpg
(クリックすると画像が大きくなります。)

「ムンクの叫び」で有名なノルウェー出身の
画家ムンクですが、次々と身内を亡くすなど、
内面の不安や死への意識が、彼独自の作風を
生み出したとも言えます。

厳しく敬虔な父親の元で育ったムンクが描いた
宗教画は、この「ゴルゴタ」だけのようです。
「叫び」が余りにも強烈ですが、「星月夜」
など自然を描いた作品にも、彼の繊細な内面が
よく現れている様に思います。

Edvard_Munch_-_Starry_Night.jpg
「星月夜」1922年

ゴルゴタは「頭蓋骨」の意味で、丘の形が頭蓋骨
に似ていたことから、地名に名付けられたと言わ
れます。……イエスがゴルゴタで血を流すことで、
キリスト教は今日まで続くのです。(信徒S)

〜参考〜
マルコによる福音書15章16〜32節

兵士たちはイエスを、邸宅、すなわち総督官邸
の内に連れて行き、全部隊を呼び集めた。

そしてイエスに紫の衣を着せ、いばらの冠を
編んでかぶらせ、

「ユダヤ人の王、ばんざい」と言って敬礼を
しはじめた。

また、葦の棒でその頭をたたき、つばきをかけ、
ひざまずいて拝んだりした。

こうして、イエスを嘲弄したあげく、紫の衣を
はぎとり、元の上着を着せた。それから、彼ら
はイエスを十字架につけるために引き出した。

そこへ、アレキサンデルとルポスとの父シモン
というクレネ人が、郊外からきて通りかかった
ので、人々はイエスの十字架を無理に負わせた。

そしてイエスをゴルゴタ、その意味は、
されこうべ、という所に連れて行った。

そしてイエスに、没薬をまぜたぶどう酒を
さし出したが、お受けにならなかった。

それから、イエスを十字架につけた。そして
くじを引いて、だれが何を取るかを定めたうえ、
イエスの着物を分けた。

イエスを十字架につけたのは、朝の九時ごろで
あった。

イエスの罪状書きには「ユダヤ人の王」と、
しるしてあった。

また、イエスと共にふたりの強盗を、ひとりを
右に、ひとりを左に、十字架につけた。

〔こうして「彼は罪人たちのひとりに数えられた」
と書いてある言葉が成就したのである。〕

そこを通りかかった者たちは、頭を振りながら、
イエスをののしって言った、「ああ、神殿を打
ちこわして三日のうちに建てる者よ、

十字架からおりてきて自分を救え」。

祭司長たちも同じように、律法学者たちと一緒
になって、かわるがわる嘲弄して言った、
「他人を救ったが、自分自身を救うことができない。

イスラエルの王キリスト、いま十字架からおりて
みるがよい。それを見たら信じよう」。また、
一緒に十字架につけられた者たちも、イエスを
ののしった。
ラベル:会津若松教会
posted by 信徒S at 23:03| 楽しいキリスト教絵画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする