2020年06月12日

「太陽の中に立つ天使」【ウィリアム・ターナー】1846年

William_Turner-_The_Angel,_Standing_in_the_Sun.jpg
(クリックすると画像が大きくなります)

ウィリアム・ターナー(1775−1851)はイギリス
を代表する風景画家です。晩年になると、輪郭が
曖昧になり、光や大気をより幻想的に描くように
なります。当時はこうした抽象的な表現の理解者
は少なかったと言われています。

太陽の中に立つ天使(*1)はミカエルで、宗教画
ではよく剣を持って戦う姿で描かれます。その
左下には殺されたアベルの姿(*2)が、右下には
ホロフェルネス将軍の首を切り落とした女傑、
ユディトの姿(*3)が描かれているそうです。

……本来、聖書の別々の箇所ですが、どういう
意図で1枚の画に描いたのかを考えるのも楽し
いですよ。(信徒S)

(*1)黙示録19章
(*2)創世記4章
(*3)ユディト記13章(旧約外典)


(参考)
ヨハネの黙示録19章17〜18節

また見ていると、ひとりの御使が太陽の中に
立っていた。彼は、中空を飛んでいるすべて
の鳥にむかって、大声で叫んだ、「さあ、
神の大宴会に集まってこい。

そして、王たちの肉、将軍の肉、勇者の肉、
馬の肉、馬に乗っている者の肉、また、
すべての自由人と奴隷との肉、小さき者と
大いなる者との肉をくらえ」。
ラベル:会津若松教会
posted by 信徒S at 21:30| 楽しいキリスト教絵画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする